Mar 6, 2009

ウガンダ記 その二 【コミュニケーション・人間関係1】

コミュニケーション能力。

自分の今のそれを試すこと、
そしてそれを高めること。

それがこのキャンプに参加した自分の目的の一つでした。

アメリカの高校や、ICUでも、そしてスウェーデンでも黒人の友達はたくさんいる。
だけど自分の中にどうしても居座るイメージ。
それは、知らない黒人に会ったら知らず知らず「怖い」って思ってること。
これはもしかしたら生物学上は当たり前のことなのかもしれない。
でもまた一つの理由として、
これまでの人生の中で黒人の誰かと
本当によく知り合った、語り合った、ぶつかり合ったことがないっていうのがあるんじゃないかって思ったんです。

だから、このキャンプ中にウガンダキャンパー全員と1対1でぶつかり合って、
深い関係を築くことができたなら、
それは自分にとってものすごい自信にもなるし、
自分の先入観を(それに気づきながらも)変えることができるんじゃないかと、
そう考えてキャンプに臨みました。

***

今回のキャンプの参加者は、
日本人13人、ウガンダ人7人。

キャンプが始まったばかりの時はとにかく「なぜ」ウガンダキャンパーが
このワークキャンプに参加したのかが知りたくて、
建設作業の休憩時間や水汲みの待ち時間、夕食後の時間を使って、
一人ずつに声を掛けました。

日本人の友だちが欲しい、日本のことを知りたいというキャンパーが多くてちょっとびっくりしたり、
建設の作業をしたことがあるからそのボランティアをしようと思ったというキャンパーもいて
なるほどなって思ったり。

動機を聞くことから、
毎日話す中でどんどんいろんな話をするようになって、
ウガンダメンバー個人個人のことが少しずつ見えるように。

アフリカの文化を世界に知らせたいといってそのプロジェクトを始めているという一人。
自身が副代表としてNGOを設立しようとしている一人。
言語を学ぶのが好きで、日本メンバーから日本語を勉強して喜ぶ一人。
音楽プロデューサーをやっていて素敵なラブソングを歌ってくれる一人。
いつもゆったりした感じなのに建設作業になると目がキラキラ職人になる一人。

きっと簡単にはいろんなことを話してくれないんじゃないかと勝手に思っていた私は、
メンバーが自分のことをいろいろ話してくれたこと自体に感動してしまいました:)

中でも忘れられないエピソードを二つシェアしたいと思います。


ひとつ。
それはある19歳のムスリムのメンバーと建設作業の後のランチ中に2人で話していた時のこと。
彼と二人だけで話すのはそれが初めてで、私はわくわく、でもちょっと不安でもありました。
"Why did you choose to come here?"
という質問から、彼はとっても丁寧に答えてくれました。
「人々が苦しんでいるのを見ると心が痛むんだ。」
「日本からキャンパーがくるって知って、日本の友達が欲しいと思ったんだ!」
ウガンダキャンパーが日本人との交流をこんなに求めてきてくれていると考えたことのなかった私は、
彼がそう言ってくれたことに少し驚き。
でもよく考えたら自分だってウガンダに深い友達が欲しいと思ってきてるじゃないと気付く:)

そしてしばらくこんな話をした後、彼がぽそっと一言言ったんです。

"We are ONE."

「え?」
っていうのがその瞬間の感想。
3秒後ぐらいには嬉しいのか驚いたのか自分に呆れたのか、
涙がこみ上げてました。
なんで自分が泣いてるのかもよくわからないまま、
ただその言葉に本当に文字通り「胸が熱く」なりました。

これはキャンプが始まって3日目の話で、
私はその時点でまだまだキャンパー間に自分から壁を作っていたなぁとそこで気付かされる。
彼はもう自分たちキャンパーをONEとして思ってくれている。
自分ももっともっと開いていかなくちゃ。
そんなことを気づかせてくれました。
キャンプ3日目でこのことに気づけた私は本当に幸せだと思う。

その後のキャンプの中で積極的にウガンダキャンパーの中に入っていけたのは、
彼のこの一言があったからかな。

キャンプが終わるころには彼は彼の名前を私にも分けてくれました。ははw
その名もMoe-Shaban!
もう一人、日本人のキャンパーも、Sho-Shabanという名前をもらってました。
ほんとにひょうきんででも真面目で素敵な人です。



長くなってしまうので、
もう一つのエピソードは次の日記で:)

まとまりなくてごめんなさい。
自分の中での整理としての日記でもあるので許してね:)


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